金色のガッシュ!!では、多くの魔物と呪文が存在します
今回は作中で登場した術の中から、実践でどう使うのかよくわからない術5選をまとめました
金色のガッシュ!!【どう使うのかよくわからない術】5選
金色のガッシュ!!【どう使うのかよくわからない術】第1位「ゼブルク」
引用:金色のガッシュ!!完全版5巻
Level.96「本の秘密」で、ガッシュvsキッドでキッドが使用した術「ゼブルク」
その効力は、上半身と下半身が分離します
作中では、砂煙に紛れて近づいてきたガッシュが後ろからキッドを掴まえ、至近距離から放つ「ザケルガ」を「ゼブルク」でかわしました
…いや、使い所が超限定的すぎるだろ!!
分離することで「ザケルガ」が通れる位の隙間しか作れません
また、掴まれた時に攻撃をかわす目的で使おうとしても、肩と股を抑えられてたら発動すらできません
そのため、本当に何をするための呪文なのか全くわかりませんでした(笑)
おそらくキッドはこの場面でこの術を初めて活用できたのではないでしょうか?
ナゾナゾ博士もザケルガをかわした時に「おぉ…この呪文が初めて役に立ったぁ!」と内心では驚いてたんじゃないのかなぁと思いました
(そもそも呪文を唱えなくても、パカっと分離できるんじゃないかな…?)
金色のガッシュ!!【どう使うのかよくわからない術】第2位「ロボルク」
引用:金色のガッシュ!!完全版9巻
Level.164でガッシュvsコーラルQでコーラルQが使用した術「ロボルク」
その効力は戦闘体型になります
作中ではガッシュと対峙したコーラルQが「戦闘体型」と言いながら変形していました
この形態で戦うようですが、この状態でのステータスをまとめてみました
①「ロボルク」の状態の防御力
ザケルガをくらって泣きながら悲鳴をあげ、体から煙をだし、ボロボロになっているので、防御力は上がってません
さらに、この後に唱える専用の防御呪文「ラ・ロボガルク」(攻撃を跳ね返す大きな盾を持つ形態)で「ザケルガ」を跳ね返しています
②「ロボルク」の状態のスピード
3回放たれた「ザケルガ」を3回とも直撃しているので、攻撃を避けられる程のスピードはありません
③「ロボルク」状態のパワー
この形態での戦闘描写は一切ありません
何なら、この後に唱える肉体強化呪文「ディゴウ・ロボルク」の方がパワー、スピードともに桁違いに高く、「ラウザルク」で肉体強化されたガッシュを圧倒していました
(「ロボルク」は戦闘体型じゃなかったのか…)
④「ロボルク」状態のコーラルQ
「ザケルガ」を受けて、ボロボロになったコーラルQは自分のことを「ポンコツ体操が踊れるくらいにポンコツ」と自虐しています
また、ガッシュ達には勝てないと思い、パートナーのグラブに魔本を差し出すよう促していました
(「ロボルク」は戦闘体型じゃなかったのか…)
とまぁ結局の所、何がしたかったのか全く分からない術でした
強いて言うなら「ザケルガ」を3発直撃しても立ち上がっていたので(ただ、悲鳴を上げていたので、相当ダメージを受けてはいた)、もしかしたら耐久力を上げる呪文だったのではないか?と思われます
金色のガッシュ!!【どう使うのかよくわからない術】第3位「ムロム・ロボルク」
引用:金色のガッシュ!!完全版9巻
Level.165「Q万能変形!」で、ガッシュvsコーラルQでコーラルQが使用した術「ムロム・ロボルク」
その効力は「身体をゴムにする」
作中では、対象者の身体を磁石にする術「ジケルド」で、コーラルQの周りにあった工事用の鉄材をくっつけて身動きを取れなくしようとした時に使われました
身体をゴム化したことで、磁石にするジケルドの効力を無効化しました
…これはもう完全にガッシュの「ジケルド」をピンポイントで対策するためだけに生まれた術ですね
身体をゴム化する
ただそれだけですが、よく考えるとガッシュにとっては天敵のような術です
なぜなら、ゴムは電気を通さないのでこの状態であればガッシュの術は一切効きません
ガッシュが勝つためには、肉体強化呪文の「ラウザルク」で倒すしかありません
(現に清麿も「ラウザルク」で反撃を仕掛けていました)
そのため、雷を操るガッシュとゼオンに対しては最強の術である反面、それ以外の魔物に対しては全く役に立たない術でもあります
金色のガッシュ!!【どう使うのかよくわからない術】第4位「ジュルク」
引用:金色のガッシュ!!完全版3巻
Level.55「暗いトンネル」のブラゴvsポッケリオで、ポッケリオが使用した術「ジュルク」
その効力は周りの木々が術者たちをおおう
作中では森の中での戦闘で、手足の生えた「木の戦士」を複数召喚する呪文「バルジュロン」を唱えた後に、身を隠すために使用されました
その性能をまとめてみました
①発動条件
初めは「バルジュロン」で召喚された「木の戦士」を自分たちを守るように操作する呪文だと思っていたのですが、描写からすると周りに生えている木々を自分たちの元に集めるような呪文でした
つまり、周りに木々が無ければこの呪文は不発になります
そのため、森の中でしか使うことが出来ません
②盾としての役割
発動できたとしても、ブラゴの最弱術「レイス」で貫通してる辺り、防御呪文としては全く役に立ちません
この時、ポッケリオのパートナーのベリコも「うぁあああっ!!!」と悲鳴を上げています
③身を隠す
周りの木々で自分たちを隠しているのですが、不自然に木々が密集しているため、むしろ相手に自分の居場所を教えています
また、この時ブラゴが「ギガノレイスであの一帯ごとふきとばせ!!!」といってるので、ギガノ級の術で木々を術者ごとふきとばされる恐れがあります
森の中でしか使えず、最弱術ですら防げない、身を隠すのにもそこまで適していないため、使いどころが難しい呪文でした
金色のガッシュ!!【どう使うのかよくわからない術】第5位「シン・ヨポポイ・トポポイ・スポポポーイ」
引用:金色のガッシュ!!完全版16巻
Level.318「さらなる仲間」でガッシュvsクリア完全体で、ガッシュがヨポポの「シン」の術を借りて使用した術「シン・ヨポポイ・トポポイ・スポポポーイ」
効力は「自身を含む周りにいる魔物を踊らせる」
作中では、この呪文でクリア完全体を踊らせて、動きを封じました
この時、術を唱えてる清麿は踊ってませんが、ガッシュは踊っていました
これはヨポポの踊りには魔物を引き付ける効果があるため、それが反映された術となっています
ただ、相手の動きを封じることが出来ますが、呪文を唱えてる間だけなのでこちらも攻撃できません
しかし、作中最強のクリア完全体ですら、この術により動きを封じられているため、この術の拘束力はかなり強いです
さすが「シン」クラスの術ですね‼
発動さえすれば、どんな相手でも回避することは出来ないと思われます
因みに2組vs2組の戦いにおいて、この呪文で相手の魔物2体を踊らせて、その隙に味方の魔物に攻撃させれば強いと思ったのですが、その味方もこの術により踊ってしまうため、この術を解除するまで4体の魔物がダンスし続けるという謎の状況を作り出します
そのため、結局の所どう使うのかよくわからない術です
まとめ
こうしてみるとよくわからない術は汎用性が低く、限定的な場面でしか使えないことが多いです
しかし、カッコイイ呪文や、最強の呪文など色々ありますが、このようにどう使うのかが分からない呪文があることもまた金色のガッシュ!!の魅力の一つだと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました
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