チップを払う時、いくら払えばいいの?
チップはどんな時に払うの?
このような疑問を持っている人は多いと思います
そもそもチップ制度は日本にはないので、日本人からすると全くイメージが湧かないですよね
僕もカナダ留学前はチップっていくら払うのかも知らなかったし、「なんで払わないといけないんだ」と思っていました
ですが、チップ払わなかったり、払い方を知らないと海外生活の様々な場面で損をします
・好きな人とレストランで食事する時に「この人…マナーを分かってない」と思われる
・チップの相場がわからず、店員さんに都合のいいように言われて高く払ってしまう
・担当の美容師さんに「またチップ払わないお客さんがきたよ…」と嫌な気持ちにさせてしまう
海外でチップを払うのは日常的な事なのです
なのでこれを知ってるだけで、あなたの海外生活でのレベルは確実に上がります!
これから海外に行こうと考えているのなら、最低限あちらのルールは知っておきましょう!
今回、僕がカナダのバンクーバーに3年半留学していた経験を基に、【簡単】カナダでのチップを払う時の計算方法【チップっていくら払うの?】を紹介していきます
カナダでチップ計算する時の目安は10~20%
カナダでチップの相場は、税抜き価格の10~20%になります
この範囲内であれば、自分で何%支払うか決めて大丈夫です
商品代金100%+チップ〇%+税=支払う金額
例えば、あなたがレストランで10ドルのチャーハンを頼んで、チップを10%払うとすると
チャーハン(100%)+チップ(10%)+消費税(5%)=合計(115%)
チャーハン(10ドル)+チップ(1ドル)+消費税(0.5ドル)=合計(11.5ドル)
で、11.5ドル支払うことになります
この内の「チップ1ドル分」は相手のサービスに対する「お礼」として支払う代金になります
チップは自分でいくらにするか決められるので、基本的にサービスの良し悪しで判断をします
「注文してからすぐに料理が出てきた」「食事中にこまめにコップの水を足してくれる」「食べ終わった皿を下げに来てくれる」等、サービスが良いと感じたら18%や20%にしてもいいです
逆に「注文しても出てくる料理が遅い」「呼んでもすぐに来てくれない」等、不満に感じた場合は10%や11%にすることもできます
カナダで過ごしてた時は、毎回チップを15%で払ってました
僕が留学してた時は、主に以下の3パターンで使い分けて払ってました
- 15%→ほぼ毎回
- 20%→すごく良かった・気に入った時
- 払わない→不満・不快に思った時
どう使い分けていたか解説します
チップ15%【基本的に払う時はいつもコレ】
僕はいつもチップを15%で払っていました
その理由は2つあります
毎回チップを払う金額を決めるのが面倒くさかった
1つ目は、毎回チップを払う金額を決めるのが面倒くさかったからです
最初の頃は毎回いくらチップを払おうか考えていたのですが、レストランやバーに行き慣れてくると計算が面倒臭くなりました
そのためチップを払う時は一律にしようと思い、15%固定で払うようになりました
計算が楽
2つ目は、計算が楽です
チップを15%にすると支払う金額は以下のようになります (カナダの消費税は5%)
商品代金100%+チップ15%+消費税5%=合計120%
つまり商品の代金を1.2倍した金額を払うと計算できます
例)「10ドルのチャーハンを頼んだら、12ドル払う」みたいな感じですね
また、計算をするときは「2倍の商品代金を1/10した値を足す」と簡単に出ます!
例)10ドルのチャーハンを頼んだら、「2倍にして20ドル。それを1/10すると2ドル。これを足す」だけです(合計:10+2=12ドル)
・13ドルのお寿司なら、26ドル→2.6ドル (合計:13+2.6=15.6ドル)
なので「13ドルのお寿司を頼むと、16ドルくらい」
・21ドルのステーキなら、42ドル→4.2ドル (合計:21+4.2=25.2ドル)
なので「21ドルのステーキを頼むと、25ドルくらい」
という感じで計算してました
この時、細かく考えずに「大体の金額がわかれば良いや」で考えます
13ドルのお寿司のように支払い金額が「15.6ドル」と端数が出る場合は、「13ドルに2ドルと少し足すから、15~16ドルか」くらいで考えてました
チップを15%にしなかった場合、計算が面倒くさい
逆にチップを10%にすると、どうなるでしょう?
商品代金100%+チップ10%+税5%=合計115%、つまり1.15倍が合計金額です
では、13ドルのお寿司を頼むといくらになりますか? (13×1.15=?)
21ドルのステーキだといくらになりますか? (21×1.15=?)
ってなると計算するの面倒くさいですよね
なので、僕はいつもチップを15%で払っていました
チップ20%【サービスがすごく良かったと思った時】
チップ20%を払う場合は、サービスがすごく良かったと思った時です
ここで、僕がカナダで約2年お世話になった美容師さんを例に出します
この方には世間話や悩み事をよく聞いてもらっていました
ある時、僕が3、4日ほど眠れなくなった事がありました
美容院に行った時にそのことを話すと、その美容師さんは不眠症の原因だったり、どの薬を飲めばいいかをわざわざ調べてくれました
たったそれだけの事なんですけど、そういう事をしてくれると僕としては「嬉しい気持ち」になりました
そういう場合には、お会計の時にチップを20%で払っていました
チップ払わない【不満・不快に思った時】
払わないのは、基本的に失礼なのでしません
ですが、不満・不快に思うような事が起こった場合にはチップを払いませんでした
ここで、僕がチップを払わなかった時のエピソードを紹介します
友達とあるご飯屋さんに行きました
食べ終えて、お会計になった時に「機械が壊れてカードが使えないので、現金で払ってください」と唐突に言われました
カナダではカード払いはどの店でもできるため、現金を持ち歩かない人は多いです
そのため普段カードで支払っていた僕や友達は、わざわざATMまで現金をおろしに行きました
この時、注文する前に言われてたら納得するのですが、食べ終って帰ろうとした時に言われたのが不満だったため、チップは払いませんでした
この他にも友達がラーメン屋さんに行った時に、頼んだラーメンに髪の毛が入っていたため、その友達はチップを払いませんでした
このように、自分が不満・不快に思った時にはチップを払わない場合もありました
カナダではどんな時にチップを払うのか
お店によってはチップを払うお店と、払わなくていいお店があるので、主なモノをまとめました
<チップ払うお店・サービス>
- レストラン
- バー
- 美容院
- タクシー
- ホテル
<チップ払わないお店>
- スーパー
- コンビニ
- フードコート
- ファーストフード店
ただ、日常生活でなら「友達とレストランやバーに行く時」と「美容院に行く時」だけチップを払うと覚えておけば大丈夫です
あと気を付けないといけないのは、初めてカナダに着いた時に、タクシーで空港からホームステイ先やシェアハウス先に行く場合です
この時もタクシーの運転手さんには必ずチップを払いましょう
(失敗談として、僕が初めてカナダに来てタクシーでホームステイ先に向かった時には、チップを払うのかどうかも知らなかったため、タクシーの運転手さんには払ってませんでした…)
まとめ
- チップの目安は10~20%
- サービスの良し悪しで何%にするか決める
- 15%にすると計算が楽
- 日常生活であればレストラン、バー、美容院に行く時だけ意識すれば良い
以上、カナダでのチップの計算方法について紹介しました
これで、お会計の時に困ることもなくなりますので、ぜひカナダ留学を楽しんでください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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